中日 4-8 阪神 (9月18日、ナゴヤドーム)

 阪神タイガースは先発・ガルシアが3回2/3を投げて3失点と不安定な投球だったが、6回の大山の満塁弾で逆転すると、その後も福留の犠牲フライと大山の2打席連続弾となる2ランで追加点を挙げ、中日に勝利した。この試合の2本の本塁打で大山は今季の本塁打数を21とし、リーグトップの岡本の本塁打数に並んだ。

 先月にも、「大山は着実に『真の4番』に近づいている」という記事の中で大山の着実な成長に触れたが、この試合でも着実な成長を派手に見せてくれた。大山は昨季から4番を務めることが多くなったこともあり、宿敵巨人の4番・岡本と比べられ、物足りなさを指摘されることが少なからずあった。筆者もそう感じることが幾度かあったが今、大山には岡本を超えるきっかけとなり得るチャンスが訪れている。それが今季の本塁打王を岡本をおさえて、取ることだ。大山が今季、タイガースの選手としては1986年のバース以来、34年ぶりに本塁打王を取ることができれば、彼にとってプロ野球人生の大きな転換点となるだろう。

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