今回は阪神タイガースが今オフに獲得した2人の新外国人野手を紹介する。その2人とは内野手のジャスティン・ボーア(31)と外野手のジェリー・サンズ(32)である。
ボーアは193センチ、122キロの巨漢で、並外れた長打力が武器の一塁手。長打力の高さはメジャー通算92本塁打という数字が証明している。メジャーでの実績があることから年棒は約2億7500万円と高額であるが、そこからも球団の期待がうかがえる。甲子園では不利なことが多い左打者であるが、映像を見る限り、センターから逆方向にも長打が打て、芯で捉えた引っ張り方向の打球は凄まじい伸びであるため、浜風に関してはさほど心配する必要はないと思われる。長打力以外の特徴はバットを上手く使ってタイミングをとることである。一塁手としての守備力を心配する声があがっているが、映像を見る限り、どうしようもないということはなさそうである。ただ、期待はできない。ある程度の守備面のマイナスは打撃でカバーすれば問題ない。ボーアには4番に定着するだけでなく他球団の4番に負けず劣らずの打撃成績が期待される。
サンズはこちらも193センチ、102キロの巨漢で、長打力が武器の選手であるが、ボーアと違って右打者の外野手である。メジャーでの通算本塁打こそ10本と少ないが、マイナー通算180本、昨年、韓国リーグで28本塁打、113打点で打点王を獲得したことは確かな長打力を持っていることの証である。映像を見る限り、広角に長打が打てる打者だと思われるが、ライトの守備はお世辞にも上手いとは言えないレベルだと感じた。ただ、一塁もある程度は守れるようであるため、ボーアに何かあった場合には一塁手をつとめることも考えられる。年棒約1億2000万円は決して安くはない。サンズにはキャンプから外野手のスタメンに割って入るようなアピールが期待される。
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ボーアは193センチ、122キロの巨漢で、並外れた長打力が武器の一塁手。長打力の高さはメジャー通算92本塁打という数字が証明している。メジャーでの実績があることから年棒は約2億7500万円と高額であるが、そこからも球団の期待がうかがえる。甲子園では不利なことが多い左打者であるが、映像を見る限り、センターから逆方向にも長打が打て、芯で捉えた引っ張り方向の打球は凄まじい伸びであるため、浜風に関してはさほど心配する必要はないと思われる。長打力以外の特徴はバットを上手く使ってタイミングをとることである。一塁手としての守備力を心配する声があがっているが、映像を見る限り、どうしようもないということはなさそうである。ただ、期待はできない。ある程度の守備面のマイナスは打撃でカバーすれば問題ない。ボーアには4番に定着するだけでなく他球団の4番に負けず劣らずの打撃成績が期待される。
サンズはこちらも193センチ、102キロの巨漢で、長打力が武器の選手であるが、ボーアと違って右打者の外野手である。メジャーでの通算本塁打こそ10本と少ないが、マイナー通算180本、昨年、韓国リーグで28本塁打、113打点で打点王を獲得したことは確かな長打力を持っていることの証である。映像を見る限り、広角に長打が打てる打者だと思われるが、ライトの守備はお世辞にも上手いとは言えないレベルだと感じた。ただ、一塁もある程度は守れるようであるため、ボーアに何かあった場合には一塁手をつとめることも考えられる。年棒約1億2000万円は決して安くはない。サンズにはキャンプから外野手のスタメンに割って入るようなアピールが期待される。
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